よしまさこ読み切りコレクション発売！

週刊マーガレットでたくさん描いていた３０～５０ｐくらいの小品集がこのたびめでたく

集英社から電子書籍化されることになりました。良かった良かった(´;ω;`)

こういうコミックスの単巻ものは相当な売れっ子でないとなかなか電子化していただけないと

聞いていたので、私は大変喜んでおります。

『さよならサンタクロース』

『春・る・る・る』

『僕たちのモーツアルト』

特に読み切りばっかり描いていて大スランプに陥って、５０ｐの原稿を「白い紙から完成まで」75時間一睡もせずに上げた恐ろしい思い出の「さよならサンタクロース」は本当に地獄を見た作品で、

「このままだと３０歳になる前に死ぬ」とおびえきってしまい(´;ω;`)

その後は少し仕事のやり方を変えるきっかけとなった、そして人生を考え直した作品でもあります(´;ω;`)

要するに「健康は大事」「寝ないと死んじゃう」「スランプならスランプなりにやる工夫をしよう」と

ある意味、プロとして当たり前のことに気づかせてもらった作品でした。

内容的にはどれも拙いながら、子供時代～青春時代の自分の思い出がギュッと詰まった

切なくも懐かしい作品ばかりです。当時は「古くならないようにあえて流行を追わない」などと

偉そうに言っておりましたが、流行がよくわからなかっただけで、しっかりゲームボーイや黒電話が登場しております(´;ω;`)

1980年代～1990年代丸出しで、かなりお恥ずかしいですが、その心は現代に通じるものがきっとあると

信じつつ…。

未見の方はどうぞご覧ください。